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米サンタバーバラでの石油パイプ破損事故 カリフォルニア州知事、非常事態宣言(各紙)

2015-05-21 12:29:04

流出した石油が海岸を覆う
 5月20日、米カリフォルニア州サンタ・バーバラ郡での原油流出を受け、同州のブラウン知事は、同郡の非常事態を宣言した。写真は、米カリフォルニア州のブラウン知事(中央)、19日撮影(2015年 ロイター/Max Whittaker)
5月20日、米カリフォルニア州サンタ・バーバラ郡での原油流出を受け、同州のブラウン知事は、同郡の非常事態を宣言した。写真は、米カリフォルニア州のブラウン知事(中央)、19日撮影(2015年 ロイター/Max Whittaker)


各紙の報道によると、米カリフォルニア州サンタ・バーバラ郡の近くで、石油パイプラインが破裂し、原油が太平洋岸に流出した事故で、同州のブラウン知事は20日、同郡の非常事態を宣言した。

事故は太平洋岸に沿って走る幹線道路沿いに設置されているパイプラインから、原油が大量流出して発生した。サンタバーバラ近くのゴレタにあるリフュージオ・ステート・ビーチなどが汚染されているという。

流出した石油が海岸を覆う
流出した石油が海岸を覆う


 

パイプラインを運営する米プレーンズ・オール・アメリカン・パイプライン社は、破損した箇所は封じ込めた、と説明している。石油の流出量は不明だが、メディアの報道によると、推定2万1000ガロン(約8万㍑)との情報が流れている。

 

事態を重視したブラウン知事は、非常事態を宣言することで処理に必要な煩雑な手続きが省略され、必要な支援を迅速に送ることが可能になると述べた。