ドイツの化学工業メーカーであるリンデグループ(Linde Group)が、燃料電池を採用した電動アシスト自転車「Linde H2 bike」を開発した。
電動アシスト自転車は通常、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池を使用する場合が多い。これに対して、燃料電池の場合は、燃料電池車(FCV)の利点と同様で、長距離走行が可能であることと、短い時間で電池補給が可能。さらに、他の電池の場合は、充放電サイクルなどにより電池交換が必要になるが、そうした手間もいらない。
実際に今回公開されたプロトタイプモデルでは、搭載した燃料電池は周囲の空気から得た酸素とシリンダー内の水素により発電することで、水素34gのシリンダーで100km以上でのぺダリングをアシストできるという。水素の補充も、6分以内でOK……
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