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太陽光発電と人力の新“バイブリッド”乗り物。時速40kmのスピードも(AFP)

2016-01-26 15:17:48

elfキャプチャ

 

  【1月26日 AFP】それは、三輪車の前後を逆にして卵の殻をかぶせたような乗り物だ。「エルフ(Elf)」のメーカーは、ペダルをこぐ人力と太陽光充電式バッテリーを組み合わせた、環境に優しい都市向けの乗り物の未来型だと宣伝する。

 

 エルフにはドアもないし床板もない。原始時代を描いた米テレビアニメ「原始家族フリントストーン(The Flintstones)」から飛び出してきた車のようだ。

 

「私たちは人力による移動を信じている」と、米ラスベガスで開催された世界最大級の家電見本市「国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」で、新興企業オーガニック・トランジット(Organic Transit)のクレイグ・スパークス(Craig Sparks)氏はエルフを紹介した。

 

 燃料は使わないエルフは、自転車のペダルを改良したものをこいで動き始め、(自転車のような)ハンドルで運転したりブレーキをかけたりする。太陽光で充電したバッテリーを使えば時速40キロまで出すこともできる。

 

 ソーラーパネルは屋根にあり、充電すれば50キロほどの距離を走れる。