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福島県産の大豆 8月19日までの検査対象品目のすべてからセシウム検出 「基準超過ゼロ」の評価だが なぜか基準値と同じ数値が3品目 基準値近接品目も多数(FGW)
2013-08-24 19:07:11
福島県が公表した大豆の緊急モニタリング検査結果(今月7-19日までの採取分)によると、対象となったサンプル数240品目のうち、すべてからセシウムが検出された。食品安全基準(1kg当たり100ベクレル)を上回ったのはゼロだが、基準と同じ100ベクレルが3品目、基準値に近い80~90ベクレル台の品目が多数を占めた。
また8月8~14日分の検査では、175品目のうち、ほぼ半数の83品目からセシウムが検出され、そのうち二本松市の旧渋川村の大豆から120ベクレルと、基準超過値を検出した。旧渋川村は、福島市の南部にある。一昨年3月11日の原発事故の際、放射能が北西に流れた地域に含まれている。
懸念されるのは、これらの大豆がみそなどに加工された場合、含まれるセシウムなどが濃縮されて、線量が高くなるのではないかという点だ。ただ、県の公表データでは、これらのセシウム検出大豆が加工品に転じた場合にどうなるかの追跡データはない。それらの商品は店頭で確認するしかない、ということだろうか。
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/mon250807-19c.pdf
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/mon250808-14c.pdf