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ロシアトゥディ誌が指摘 「東京の地下水脈に溶解燃料が達したなら首都圏民四千万人を避難させる必要」 (低気温のエクスタシーby はなゆー)

2013-08-27 23:07:18

止まらない汚染水を処理する作業員
Workers spraying resin on the ground near the reactor buildings to protect the spread of radioactive substances at TEPCO's Fukushima Daiichi nuclear power plant at Okuma town in Fukushima prefecture (AFP Photo)
Workers spraying resin on the ground near the reactor buildings to protect the spread of radioactive substances at TEPCO’s Fukushima Daiichi nuclear power plant at Okuma town in Fukushima prefecture (AFP Photo)
“福島原発事故による死亡者は、数百万になる可能性がある.もし、東京一帯の地下水脈に溶解燃料が達したら,深刻に議論し首都圏から4000万人を避難させる場所を確保する必要がある.二つの科学研究で,福島原発から放出された放射腺の影響で,北米ではすでに死亡率の増加があり,米国の西海岸では放射線により乳児の甲状腺の影響がでている証拠を提供している” ▼以下は在独邦人emi kiyomizuさん https://twitter.com/kiyomizu5による暫定訳 ▼放射腺研究者のChristina Consolo氏は 「福島第1原子力発電所にある1,300本以上の燃料棒を取り出するための作業中に小さい間違いでも事故につながる可能性があり,その結果、放射線が放出される」 とロシアトゥディに語った。 東京電力は、福島第1原発の損傷された4号機のプール内に格納されている使用済み核燃料棒400トンを取り出したいと思っている.損傷された建物の上階は放射線に汚染された場所であり,そのような環境で,核燃料棒は除去されなければならない. 最悪のシナリオは.メルトダウンが起こり,放射腺が放出されても、停止する方法が無く,毎日危険で悪い状態が増加するケース。それらには対応することができないとConsolo氏は述べている。 Consolo氏   :核燃料棒の除去は、世界中の430 の原発で日常的におこなわれているが、この作業は非常に繊細であり困難である。福島第1原発での核燃料棒の除去がどうしてとても危険で複雑であるのかと言う理由であるが、ひどく損なわれている燃料プールで作業されるからである。 水位が低下したときに、(クラッド)誘発局部腐食と呼ばれる核燃料棒損傷が起こっており、海水によって冷却プールの壁も腐食されている。核燃料棒の取り出し作業がされるまで、どの程度、核燃料棒が破損しているかわからない状態である。 建物も沈下しており、核燃料棒を持ち上げるクレーンも破壊されており、 コンピューターによって燃料棒の除去もできないので、すべて手作業で行う必要がある. 東京電力は、核燃料棒の取り出し作業は,高い放射線にさらされ,膨大な困難な作業であり,人間なしでこれらの核燃料棒の取り出し作業はできない。 各核燃料棒を取り出す作業は1,300回以上繰り返さなければならない。 このような複雑な条件の下で、損傷した核燃料棒を移動することは、各燃料棒が互いに接触し、連鎖反応を起し、臨界につながる可能性がある。もしもその状態になれば、停止することができない。 何が起こるかというと、燃料プールが火災になり、爆発する可能性があり、さらに燃料プールが損傷し崩壊することになる。この連鎖反応は、繰り返され、長い時間続くことになる。これはこれから起こる可能性があるシナリオである. 福島第1原発では他の問題も含めて、汚染水の問題もあり、核連鎖反応の問題もあり、最悪のシナリオになる可能性も高い。 最悪であり最も重要な仕事は、誰かがしなければならない状態である. 東電が行ったことは常に一時的なものであり、 多くの問題に対処するためには、費用がかかるので何もしなかったのが(現在の苦境を招いた)大きな原因であると思われる。 チェルノブイリでは福島原発のような原子炉は1つしかなく、心配するような使用済燃料プールもなかった. そしてチェルノブイリでは、非常に迅速に事故が処理された。 ​​福島では6階の最上階に使用済燃料プールがあり、全ての核燃棒を取り除く作業をしなければならない。 最も危険なのは4号機の原子炉であるが、3号機もかなり悪い状態になっている。 東電は使用済燃料プールにおいて、長期保存のために十分な配慮をしていなかった。 東電は、使用済燃料プールにおいて、その場しのぎ的な作業に終始している。 長期的に使用済燃料プールを使用することは大きな間違いであり、世界中のすべての原子炉で繰り返されている大きな問題であると言える。 300トンの核溶解燃料が地下の土壌に流れているが、それらがどこにあるか正確には、誰も知らない状態である。
Underwater silt fence with orange floats being set in the sea near the drain of TEPCO's Fukushima nuclear power plant at Okuma town in Fukushima prefecture (AFP Photo)
Underwater silt fence with orange floats being set in the sea near the drain of TEPCO’s Fukushima nuclear power plant at Okuma town in Fukushima prefecture (AFP Photo)
東京電力はロボットも失敗し除染も失敗し,カメラの機械や温度計も数回壊れ、福島第一原発の周囲の都市(注:福島市や郡山市か?)の除染も失敗している。 もし、東京一帯の地下水に核溶解燃料が達したら,深刻に議論し、4000万人を避難させる場所を確保する必要がある. 太平洋に無限に汚染水が放出され,私たちの生涯だけでなく、子供たちの人生にも関係してくる。 首都圏に4,000万人が住んでいる。放射線量が膨大に増加し、地下の土壌から続いて漏れていることを思い出さなければならない。 二つの科学研究で、福島第一原発から放出された放射腺の影響で、北米ではすでに死亡率の増加があり、米国の西海岸では放射線により乳児の甲状腺の影響がでている証拠を提供している。 生物に放射線が蓄積され、生物によって放射線が濃縮されることによって、食物連鎖が増加している。 福島第1原発の地下の土壌から浸透している溶解燃料が東京一帯の地下水脈に達することも懸念している。 もし、東京一帯の地下水に溶解燃料が達したら,深刻に議論し首都圏から4000万人を避難させる場所を確保する必要がある。安全な水がない地域に住むことはできない。 このように深刻な損傷を受けたプールから核燃料棒の取り出し作業を開始することは、過去に試みたことがない。 核燃料棒は、扱いにくく非常に重い。各核燃料棒の重量は三分の二トン(約700kg)である。 ところで、プール全体をコンクリートで包むためにいくつかの方法があるが、核燃料棒の取り出しは行われなければならない。 その方法について誰も議論をしない状態である。彼らが(東電・原子力保安院・政府など)今のような状態(注:小田原評定)で物事を正確に判断できない場合、被害は、何十年も継続する。 自然災害や地震、地盤沈下、福島第1原発の使用済燃料プールの腐食が起きているのに、危機として考えられていない。統計で(じっさいのデ-タにより)危険が増加し、終末的なシナリオに毎日進んでいる。 誰も言うことが出来ず、知ることもできない。今の状態が悪化すれば日本で数百万人の人々が、死ぬ可能性がある。 使用済燃料プールが損なわれると、もっと深刻な状態になる. 使用済み核燃料プールの水が一挙に抜けたり、プールが倒壊したりして燃料棒が空気中に露出する事態になったとき、一番に懸念されるのはジルコニウム被覆管の「火災」(zirconium cladding fire) です。 少なくとも過去に一度は、この使用済燃料プールで起こったことである. 1日間,電気が停止し冷却が停止されれば,再びジルコニウム火災をおこすことになる。 アーニー・ガンダーセンやクリストファー・バスビーが言うように「ガンマ線のイベント」と呼ばれているような放射能の膨大な量が放出されることになる. 危険は4号機だけでなく、1号機から6号機までの、それに関係している各使用済燃料プールも危険であり、放射腺が放出する危険があり、長期間、人間が監視することもできない。原子炉と燃料プールの冷却も長期間継続する事もできない。困難である。 *少なくとも日本の北半分は住めなくなる。一部の研究者は、すでその事を主張している. 数学的に、結果として生じる汚染状態を計算することはほとんど不可能である。 核燃料を冷やす水が停止され、核燃料が溶解し、核分裂し、爆発し、そしてその後、海や陸に放射腺が流出した。 一部の研究者は,本州の東海岸にある他の原子力発電所が故障や火災や爆発をした場合も、同様に避難する必要があると述べている。 既に、福島第1原発の地下の土壌に溶解燃料があり、今も浸透している状態である。 歴史的にこのような例は全く無く、どのような状態かわからない。すべて(机上の)理論だけである。 どれが事実であるか、どのように悪い状態であるか、誰にもわからない状態である。 2011年3月11日の2週間後が、危険で、不安定な状態であった。 *主要メディア、原子力機関、医療機関、気象庁、WHOは、継続しているメルトダウンを無視していた・ 原子力産業の専門家は、原発事故をあからさまに軽視することを繰り返し、原子力業界で既得権益を持っており、この状態はそのまま残されている. 東京電力は冷温停止などで誤解を招く多くの情報を発表しているが、まともな記者は、東電が流している間違った情報を見抜いている。 世界中の、300以上の主流の報道機関は、何度も真実から遠い、間違った”冷温停止”の報道をした。 日本国民をなだめるために東京電力によって”冷温停止”は作られた嘘であり、日本のメディアや原子力推進派によって延々と続いている状態である。 世界の専門家がこの問題に取り組むことが、成功するチャンスだと思われる そして、ロシアは福島原発の問題を指導するために努力し、密接に日本政府と相談している. ロシアはほとんどの原発事故や原発事故による健康被害の経験を持ち、数十年のデータも持っている。彼らは真剣に原発事故に取りくみ、収束するため非常な努力をした。 もちろんロシアでも、チェルノブイリ原発事故で,特にチェルノブイリ原発地域の子どもたちの膨大な先天性欠損症が進行している事や健康への影響が隠蔽され、この健康影響は現在も続いている。 ゴルバチョフ元大統領は、原発事故で影響を受けた子供たちに対処するために地域全体に孤児院を作り、チェルノブイリ事故により親を亡くした子供たちへの援助をしている。 世界の指導者や核専門家は、福島原発の状況を修正するために力を合わせることが、現在できる唯一の大切なことである。 それでも彼らは、原発事故による日本経済への影響や世界への経済影響や原。事故の後始末の費用や政治的な影響など隠そうとしている。 原子力産業は、これまでの体質を変えなければならない。 世界の各政府は国民のため地球の為に,世界のすべての原子炉を廃止しなければならない. 著名な物理学者カク・ミチオ(ミチオ・カク=加來道雄)氏 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%81%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%AF は、福島原発事故の数週間後に、東京電力の隠蔽についてインタビューで述べている。 「彼らの隠蔽は常にあった,そしてまだ続いている,日本人はこの原発災害を扱うことができない。」 歴史の中で最も危険な燃料の除去を実行するための作業を東電が委託した。 私たちは、この終末的なシナリオの原子炉4号機の状態を考えると、まだ(黙示録的な)事故が起こっていないことは非常に幸運である。 しかし、多くの場合、既に手遅れである。 最初の福島第1原発の爆発や使用済燃料プールの火災は、すでに日本の数百万人もの人々の運命を変えたのである。 誰も福島第1原発事故について正直に事実を伝えず、知る方法もなかったが、時間がたてばわかることになる。     ☆Fukushima apocalypse: Years of ‘duct tape fixes’ could result in ‘millions of deaths’ (ロシアトゥディ) http://rt.com/news/fukushima-apocalypse-fuel-removal-598/ ‘At least the northern half of Japan would be uninhabitable, and some researchers have argued that it already is’ http://alcyone-sapporo.blogspot.jp/2013/08/blog-post_2604.html     http://alcyone-sapporo.blogspot.jp/2013/08/blog-post_2604.html