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台湾の港が検査強化 福島の汚染水漏れで(共同)

2013-08-29 14:43:07

台湾の高雄港
台湾の高雄港
台湾の高雄港


台湾南部の高雄税関は28日、東京電力福島第1原発の地上タンクからの高濃度汚染水漏れを受け、海外から高雄港に入る貨物が放射性物質に汚染されていないかの測定検査を強化したことを明らかにした。

 2011年に設置した最新の測定機器で、セシウムやプルトニウム、ウランなどの放射性物質の測定を強化し、基準値を超えた貨物は荷主へ返却するなどの措置を取る。軍事転用可能な核物質の密輸対策を強化する狙いもある。

 高雄税関によると、福島の事故後、高雄港では汚染されたコンテナが220個余り見つかった。深刻な汚染はなかったが、大半は日本から送られたものだったという。