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韓国SBSが菅元首相インタビュー 「東電は事故後、首相だった私にさえ 真実を伝えなかった」と語る(聯合ニュース)

2013-09-16 00:16:55

rengounewsキャプチャ
rengounewsキャプチャ【ソウル聯合ニュース】2011年3月の東京電力福島第1原発事故から2年6カ月が過ぎた今、福島ではどんなことが起きているのだろうか。

韓国SBSテレビのドキュメンタリー番組「SBSスペシャル」はきょう15日夜11時15分、「死の襲撃者-福島発放射能の恐怖」(原題)を放送する。

制作スタッフは「原子炉内部では今も核燃料が分裂し、高濃度の放射能が大気中に吹き出し、1日300トンの汚染水が流出している」と危険性を指摘する。

責任をもって事態の収集にあたるべき日本政府と東京電力は問題を隠すのに汲々とする。日本の原子力関連産業は政界・産業界・学界が複雑に絡み合っているためだ。

事故当時首相だった菅直人衆院議員は制作スタッフとのインタビューで、東京電力は事故の後、国家の首相である自身にさえ真実を伝えなかったと話す。

このため残された住民は汚染された環境と健康問題により苦境に立たされる。福島県でがんに認定された、あるいはがんの疑いがあるとされた人は児童・青少年だけで43人に達する。

現地で幼稚園を運営する佐々木るり氏の息子は2カ月前、政府が行った健康診断で「異常なし」の判定を受けたが、民間での検査の結果、甲状腺に2ミリの結節が見つかり、尿からセシウムが検出された。

制作スタッフは韓国の輸入水産物や、既に建設されて30年以上になる古里原子力発電所1号機などの事例を挙げ、このような問題は日本だけのことではないと強調する。

 

http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2013/09/13/0400000000AJP20130913003100882.HTML