高速増殖炉「もんじゅ」ナトリウム検出器が停止 「運転上の制限」一時逸脱 (共同)
2013-09-18 17:57:31
日本原子力研究開発機構は18日、高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で、冷却材ナトリウムの漏えいを監視する検出器が停止し、運転上の基本ルールとなる保安規定の「運転上の制限」を一時逸脱したと明らかにした。もんじゅは停止中で、環境への放射性物質の影響やけが人はないという。
機構によると、検出器は使用済み核燃料などの貯蔵容器からナトリウムが漏えいしていないかどうかを測定する装置。18日午前11時10分ごろ、男性職員が中央制御室で異常に気付き、確認したところ、通常、空気やガスなどを検出器に流すために開いている弁が閉まっていたという。約1時間後に復旧した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013091801001413.html