HOME13 原発 |原子力規制委が福島沖1千平方キロの海底の汚染把握へ調査 事故から2年半たってようやく(各紙)データの信頼性確保のため、Greenpeaceも参加してもらいたい。 |

原子力規制委が福島沖1千平方キロの海底の汚染把握へ調査 事故から2年半たってようやく(各紙)データの信頼性確保のため、Greenpeaceも参加してもらいたい。

2013-09-18 23:04:10

グリーンピースの海洋調査船「虹の戦士号」
 

グリーンピースの海洋調査船「虹の戦士号」
グリーンピースの海洋調査船「虹の戦士号」


各紙の報道によると、原子力規制委員会は18日、東京電力福島第1原発事故による海底の汚染状況を把握するため、福島県沖の約1千平方キロで海底の放射性セシウム濃度の測定調査を実施し始めた。周辺海域ではこれまで研究機関などが地点ごとで調査をしたことはあるが、規制委はセシウムの拡散状況を面的に分析することで、魚介類の安全性を判断する際の基礎データとする狙いがある。

陸上では航空機などを使って効率的に汚染調査が進められているが、海域では事故発生以来、十分な調査が行われていなかった。事故から2年半ぶりに、ようやく公的な調査を始めたことになる。

規制委は調査に際して、調査船を使い、測定器をえい航して総距離約600キロを調査する予定という。

調査は東京大や独立行政法人海上技術安全研究所のチームに委託する。これまで同海域では環境NGOのグリーンピースが独自に調査したこともある。今回の規制委の調査データの信頼性を保つためには、第三者のチェックが望まれることから、グリーンピースとの共同作業、ないしは同NGOによる検証作業を期待したい。

 

 

http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013091801001453.html