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東京電力経営陣 福島第一原発汚染水タンクの傾斜、把握せず(福島民友) 事故原発の処理にリスク管理能力欠如

2013-10-16 10:46:34

fukushimatankkeishaキャプチャ
fukushimatankkeishaキャプチャ東京電力福島第1原発で汚染水漏れが相次いだ問題で、東電は15日、再発防止に向けた報告書を原子力規制委員会に提出し、傾斜地に設置されたタンクの上部から汚染水があふれた事故については、福島第1原発幹部やタンクの運用部門がタンクの傾きを把握していなかったことを明らかにした。

「設備情報を共有・活用する仕組みを事前に構築することで防ぐことができた」とし、社内の情報共有や現場管理能力の不備が一向に改善されていないことを認めた。
再発防止策としては、柏崎刈羽原発所属の約20人を含む社員約40人に、他の電力会社などからの応援を加え、11月中旬をめどに主に管理要員として計約80人を増員、汚染水管理に充てる。
汚染水を移送する際の人員の配置やタンク内水位など確認すべき事項が明確でなかったため、これらを設定することや、汚染水を管理する設備情報を的確に把握する仕組みづくりなども盛り込んだ。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/1016/news1.html