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東電福島第一原発 問題のストロンチウム値上昇井戸の新春最初の観測値は190万ベクレル(FGW)

2014-01-03 18:40:43

fukushimasesiumu201412キャプチャ
fukushimasesiumu201412キャプチャ東京電力が3日公表したデータによると、福島第一原発で昨年以来、ストロンチウム90等のベータ値の上昇が続いている観測井戸(No1-16)の今年最初の検査結果(2日)は、1㍑当たり190万ベクレルで、昨年末の210万ベクレルからやや減った。

同井戸は同原発に隣接する港湾まで40メートルの位置にある。今回の減少が、ストロンチウム等の流出が制御されたためなのか、単に核種全体の変動の範囲内の振れなのかは、現時点では不明。ただ、190万ベクレル自体も、きわめて高濃度の水準。

検査値が今後、減少傾向になるのか、190万~210万前後で横ばいするのか、次回の検査結果が注目される。東電は、同井戸のストロンチウム値が高い水準を続けている理由は不明としている。

 

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2014/images/2tb-east_14010301-j.pdf