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千葉県住民、放射性汚染灰撤去求め千葉県を提訴 洪水対策の備え不十分(共同)

2014-01-08 12:55:46

提訴のため、千葉地裁松戸支部に向かう原告の住民ら=7日
提訴のため、千葉地裁松戸支部に向かう原告の住民ら=7日
提訴のため、千葉地裁松戸支部に向かう原告の住民ら=7日


福島第1原発事故で発生した放射性物質を含む焼却灰を一時保管する千葉県我孫子市と印西市にまたがる県の施設の周辺住民が7日、自然災害時の安全性確保が不十分などとして県に灰の撤去を求め、千葉地裁松戸支部に提訴した。

訴えによると、施設は、1キログラム当たり8千ベクレルを超える放射性セシウムを含む「指定廃棄物」の焼却灰計約526トンをビニールの袋に入れ、鉄骨造りで周囲を覆ったテント型仮設倉庫で管理している。

住民側は、我孫子市が近くを流れる利根川の洪水で氾濫した場合、「放射性物質が利根川に流出すれば、広範囲に健康被害が生じる恐れがある」と主張している。

 

http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2014/01/post-8781.html