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東電福島第一原発 ストロンチウム90 2か月半で8.7倍に急増 原子炉からドクドクと流出か 歯止めなし(FGW) 

2014-01-17 22:47:46

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fukushimasesium4-4キャプチャ東京電力が17日公表した福島第一原発1,2号機の間にあるタービン建屋東側の「地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等」と題する報告によると、ストロンチウム90などのベータ値の急上昇がみられている観測井戸の汚染度は、昨年10月半ば以降で実に8.7倍に急増していることがわかった。破損した原子炉からの流出が増加している可能性が浮上している。

報告によると、昨年10月24日時点での同観測井戸(No1-16)で検出されたストロンチウム90などのベータ値は、1㍑当たり31万ベクレルだった。その後、徐々に濃度が上昇、ほぼ一か月後の11月28日に110万ベクレルと、100万ベクレル台になった。そのさらに1か月後の12月26日に210万ベクレルと200万ベクレル台に乗せた。

年初1月2日には一時、190万ベクレルと、200万ベクレル台を割ったが、それも一時的で、以後は急増し、16日には過去最高の270万ベクレルを記録。300万ベクレル台も間近になっている。単に数字が伸びているだけではない。汚染濃度が増加するということは、同井戸に新たな汚染水が流入を続け、さらにそこに蓄積しつつ、どこかに流出している可能性があるためだ。

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2014/images/handouts_140117_07-j.pdf

 

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