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菅直人元首相が大飯原発訴訟傍聴 「素晴らしく、画期的判決」(福井新聞)

2014-05-22 13:07:04

記者団の質問に応じる菅直人元首相=21日、福井地裁前
記者団の質問に応じる菅直人元首相=21日、福井地裁前
記者団の質問に応じる菅直人元首相=21日、福井地裁前


民主党の菅直人元首相が21日、福井地裁で関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止め訴訟を傍聴した。判決後「大変素晴らしく、画期的判決」とした上で「生命の危険性があるとして、原発から250キロ圏内の人たちを、原告適格として認めたということは非常に大きな意味を持つ」と述べた。

菅氏は2011年3月の福島第1原発事故時の首相。判決の影響について「日本列島のほとんどのところで、大きな地震の可能性がある。判決を正しく常識を持って読めば、どの原発も高いリスクを持っているということ。これからの規制基準の議論においても大きな力になる」と話した。

今後の国の政策については「全ての原発を順次廃炉にしていくという政策に、今の政府が根本から変えるべき。できないなら政権を変えてでもやらなきゃならない」と強調した。

 

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/npp_restart/50560.html