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福島原発隣接港湾内から 6万7000ベクレルの超濃縮汚染魚検出 放射能汚染水の海洋流出の継続を裏付け(FGW)

2014-06-18 22:34:55

ムラソイ
ムラソイ
ムラソイ


東京電力によると、福島第一原発に隣接する港湾内の定的魚類調査の結果、セシウム含有量が6万7000ベクレルのムラソイなどが見つかった。港湾は外洋とシルトフェンスで遮っていることから、東電ではこれら高濃度汚染魚は外洋に出ていかないと説明しているが、過去に再三、台風等でフェンスが切れる事故が起きており、高濃度汚染状態が続く港湾内汚染魚の管理の不備は改善されないままだ。

 

今回の調査は5月中に港湾内の複数個所で採取した魚類の放射性セシウム濃度を調べた。それによると、最高値を出したムラソイは5月17日に港湾口当たりで採取されたもの。また同じ日に採取したマコガレイからも45000ベクレルが検出された。ムラソイは20日にも南防波堤付近で採取したものから17900ベクレルを検出するなど、汚染が目立っている。

 

今回公表された検体29のうち、大半の24検体から食品基準(1kg当たり100ベクレル)を上回るセシウムが検出された。fukushimakouwan6キャプチャ

 

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2014/images/fish01_140618-j.pdf