HOME |グリーンピースの第23回目福島県内放射線調査 改善みられるが、福島市内の道路脇で8.29μシーベルト、飯舘村で15.1μシーベルト(Greenpeace) |

グリーンピースの第23回目福島県内放射線調査 改善みられるが、福島市内の道路脇で8.29μシーベルト、飯舘村で15.1μシーベルト(Greenpeace)

2014-11-18 16:35:09

Radiation Monitoring Team in Fukushima Japan

東京電力福島第一原発事故により拡散した放射性物質の汚染状況調査報告(2014年10月24~27日実施)







グリーンピースでは、いまだに汚染地でありながら多くの人が住む福島市内について事故直後から継続して放射線調査を行っています。

今回は、福島市内に加え、避難指示が2014年4月に解除された田村市都路、2014年10月に解除された川内村の一部地域、そして全村避難が続く飯舘村のモニタリング調査を行いました。


【調査結果からいえること】



  • 現在人々が実際に暮らし、日常的に被ばくリスクにさらされている場所(福島市など)を優先して、除染をすべき。

  • 除染が効果的でない場合には、転居もできるように十分な支援をすべき。

  • 再汚染は続いており、再度の除染が必要になる可能性があり、継続的な検証と対応が行われるべき。


除染で出た放射性廃棄物が大量に除染現場近くに保管され、人々が、放射性廃棄物と隣り合わせでくらしています。解決策のない問題を生み出す原子力発電は停止するべきです。


福島県の福島市、田村市、川内村、飯舘村で測定した空間放射線量



※地名をクリックすると詳細がご覧いただけます。