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福島県南相馬市の小高住民344人が集団提訴 東電に賠償請求(福島民友) 和解に後ろ向きの東電と対決へ

2014-12-20 12:28:19

Fukushima
Fukushima東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示解除準備区域の南相馬市小高区の住民344人は19日、東電に1人月10万円の慰謝料増額と、小高区での生活喪失に対する慰謝料1人1千万円を求め、東京地裁に提訴した。



住民は当初、原子力損害賠償紛争解決センターへの裁判外紛争解決手続き(ADR)の申し立てを検討していたが、浪江町の集団申し立てで東電が慰謝料増額を認める和解案を拒否したことを受け、「ADRでの解決は難しい」と提訴に踏み切った。
訴状などによると、現在支払われている月10万円の慰謝料では不十分として、10万円増額した月20万円を避難指示解除後から3年間にわたって求めた。さらに「小高の環境を回復不可能な形で奪われた」として、1人1千万円を請求した。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/1220/news5.html