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東電福島第一原発港湾内で、セシウム2250ベクレルのマコガレイ検出。港湾外では69ベクレルのババガレイ(FGW)

2015-03-17 23:33:44

高汚染のマコガレイ
高汚染のマコガレイ
高汚染のマコガレイ


東京電力は17日、福島第一原発の隣接港湾内の魚類の放射能汚染度データを公表した。それによると、2月11日に港湾口付近で捕獲したマコガレイの身から1kg当たり2250ベクレルという高濃度のセシウムが検出されたほか、公表された10検体のうち8検体が食品基準を上回るセシウム濃度を検出した。

隣接港湾はシルトフェンスで外洋と区切られているが、フェンスは魚の移動を制御するためのもので、汚染水は港湾内外を流出入しており、コントロールされていない。また魚自体も、港湾内に船ができるする際は、シルトフェンスが一時的に取り除かれるので、完全に封じ込められているわけではない。

また港湾外では、小高区沖3km付近で、捕獲されたババガレイから69ベクレルが検出されたほか、同地点でのシロメバルから66ベクレル、第二原発沖2km付近のヒラメから68ベクレルなどが検出された。港湾外では食品基準を上回った魚類は検出されなかったが、引き続き底魚を中心にセシウムの蓄積があることがわかった。

 

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2015/images/fish02_150317-j.pdf

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2015/images/fish01_150317-j.pdf