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東電福島第一原発 双葉町の安全PR」看板 年内撤去へ。劣化し危険な状態。保存の方向(河北新報) “国策失敗”の証拠物件ですので、しっかり保存してください。

2015-06-19 13:29:31

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東京電力福島第1原発が立地する福島県双葉町は18日までに、町内2カ所に設置されている原子力のPR看板を計画通り撤去すると決めた。原発事故の「負の遺産」として現地保存を求める署名が提出されたことを踏まえ、将来的な展示も視野に復元可能な状態で町内に保管する。

 伊沢史朗町長は「看板は劣化し危険な状態。一時帰宅する町民の安全性を第一に考えた」と説明。「将来どうするのかは、現時点では断言できない。展示可能な施設を造ることも含めて、再現や復元ができるよう保管する」と述べた。撤去は年内の予定。

 

二つの看板は帰還困難区域内にあり「原子力明るい未来のエネルギー」「原子力正しい理解で豊かなくらし」と標語が記されている。町は老朽化を理由に、本年度予算に撤去費用410万円を計上。標語を考案した大沼勇治さん(39)が現地保存を求め、6502人の署名を町に提出していた。

 


 大沼さんは「看板の撤去の決定は残念。町は展示方法などの具体的な計画を早く策定し、示すべきだ。倉庫に眠ったままにならないよう、町に働き掛けたい」と話した。

 

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150619_63006.html