HOME |チェルノブイリ原発 鋼鉄製のアーチですっぽり覆われる。放射性物質の追加漏れの恐れ減少。廃炉作業はこれから(RIEF) |
Chernobyl%20-%20joining%20of%20the%20Chernobylwestern%20and%20eastern%20parts%20of%20the%20arch%20-%20460%20(ChNPP)

 ウクライナの旧ソ連製チェルノブイリ原発の廃炉処理のために、進められている新安全施設建設工事で、原発全体を覆う鉄鋼製のアーチが、このほど原発全体をすっぽり覆った。

 

チェルノブイリ原発は1986年の事故から四半世紀以上を経て、事故当時に応急で原発を封じ込めた「石棺」の劣化、老朽化が顕著となっている。このため、更なる環境汚染を引き起こさないよう、事故を起こした4号機原発と関連設備全体を、鋼鉄製のアーチで覆い、廃炉作業にとりかかる計画が進められている。作業は2017年末までかかる。

 

 事故原発を覆う新たな安全施設は、G7によって欧州復興開発銀行(EBRD)が資金供与をして進められている。鋼鉄製のアーチで原発全体を覆う作業は2012年2月から取り組まれている。施設……

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