HOME |日本原子力研究開発機構 許可申請の審査中にMOX燃料製造試験開始 規制委が中断指示。プルトニウム取り扱いの慎重さに疑義(RIEF) |
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 日本原子力研究開発機構が茨城県東海村にある核燃料サイクル工学研究所の施設で、必要な許可がおりないまま、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を製造する試験を行っていたとの報道があった。これに対して同機構は20日、「無許可や未許可ではなく、審査中だった」と説明した。

 

 MOX燃料製造試験を行った施設は、福井県の高速増殖炉「もんじゅ」などの燃料製造や試験を行う「プルトニウム燃料第三開発室」。

 

 東京新聞の20日付の報道によると、同施設は核燃料物質使用の許可は受けていたが、MOX燃料の場合、原爆に転用できるプルトニウムの取扱量が多く、燃料製造も継続的に行うことから、別途、「核燃料加工事業」としての許可が必要、と経済産業省から指導を受け、2004年時点で、許可申請をしたという。

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