HOME |フィンランド 「オンカロ」の核燃料長期貯蔵施設を 10万年貯蔵の世界初の最終処分場として承認(RIEF) |
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 フィンランド政府は12日、同国西部のオルキルオト(Olkiluoto)で進めている使用済核燃料の最終処分場建設計画を正式に承認した。最終処分場の承認は世界初となる。

 同処分場は、地下のトンネル内に廃棄物を貯蔵するため、洞穴を意味する"オンカロ"と呼ばれ、世界的に知られている。すでに使用済核燃料を100年程度貯蔵する長期地下貯蔵設備として使われてきた。

 

 日本の小泉純一郎元首相も同地を訪れ、核燃料処分の困難さから、脱原発を決意したとされている。今回の最終処分場建設計画承認は、これまでの長期貯蔵施設としての位置づけを恒久化し、放射性廃棄物を10万年にわたり貯蔵する施設とする。

 

 オルキルオトはフィンランドの二つの原発サイトのうちの一つ。エウラヨキ(Eurajoki)にあり、……

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