HOME |東京海上日動火災保険、洋上風力発電所の施行工事事業者向けの初の「瑕疵保証責任保険」開発・販売へ。再保険活用でリスク分散。最長5年、支払限度10億円超も(RIEF) |
windpowerキャプチャ

 

 東京海上日動火災保険は9日、再生可能エネルギーの将来の拡大分野として期待が高い洋上風力発電所向けの新型保険を開発したと発表した。事業を担う施行工事事業者の「瑕疵保証責任」をカバーする。同事業は拡大が見込まれる一方で、新事業分野であるうえに、事業者は洋上作業での特有の専門性のほか、他の工事よりも広範、高額、長期間の瑕疵保証責任を求められ、事業拡大のネックの一つとされる。東京海上は再保険を活用することでリスクを分散、最長5年にわたる瑕疵保証責任に対応し、支払限度額も10億円超をカバーするとしている。

 

 洋上風力発電所の建設事業で、施工事業者の瑕疵による損害の責任を補償する保険は国内初としている。風力発電所は着床式の場合は海底を基盤として風車を設置、浮体式の場合は海上に浮体を配置する。発電し……

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