HOME2. 保険 |欧州中央銀行(ECB)と欧州保険・企業年金監督局(EIOPA)。共同でEU全域対象の「公的気候カタストロフィー保険(キャットボンド)スキーム」の構築を提案(RIEF) |
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  欧州中央銀行(ECB)と欧州保険・企業年金監督局(EIOPA)は24日、気候変動の加速で洪水や森林火災等の物理的被害が増大していることに対応し、EU全域を対象とする公的な「気候カタストロフィー保険(キャットボンド)スキーム」の構築を提案した。気候災害増大の一方で、EUでの災害保険カバー率は被害額の4分の1でしかなく、大きな「保険ギャップ」が生じているとし、公的なスキームで補完する考えだ。資本市場に連動したEUレベルの公的保険スキームにより、保険コストの効率化と救済・復旧資金の迅速な支給が可能になるとしている。

 

写真は、2021年7月にドイツやベルギーを襲った集中豪雨の影響=national Geographicより)

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