HOME |東京海上ホールディングスも、「ネットゼロ保険同盟(NZIA)」から離脱。日本の3大損保すべてが離脱。NZIAの加盟メンバーはほぼ半減。壊滅的状況に(RIEF) |
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 東京海上ホールディングスは29日、国際イ ニシアティブである ネットゼロ保険同盟(NZIA)から離脱したと発表した。これで同イニシアティブに参加していた日本の3損害保険大手はすべて離脱したことになる。同社は離脱に際して、「NZIA のメンバーシップを終了するものの、パリ協定に基づく脱炭素社会への移行に貢献する方針に変わりはない」とのコメントを出した。

 

 同社のNZIAからの離脱後、5月30日時点での加盟保険会社数は17社で、最大時の31社から半減近くになっている。主要保険会社のNZIAからの離脱は、米共和党系州の司法長官グループが、各社に対して、NZIAによる脱炭素に向けた保険会社の集団活動が、米反トラスト法(独禁法)に抵触する可能性があると警告する文書を送付した後に相次いでいる。

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