独立系保険大手の英ハウデン(Howden)は、日本に「ハウデン・リー・ジャパン」を設立し、日本で巨大保険リスクをカバーするキャットボンド(Catastrophe Bond)などの保険リスク証券(ILS)ビジネスを直接展開すると公表した。新会社は、ILSビジネスの専門アドバイザーである「キーストン・アイエルス・キャピタル」と提携し、日本の生損保等を対象として、ILSビジネスを展開する。
日本では地震の多発でビジネス途絶のリスクが大きいことに加え、気候変動が進展する中で、企業活動の継続性を確保する気候適応対応の需要が今後、増大するとみられている。これらのリスクに対して、通常の損害保険、生命保険会社は十分な保険商品を提供でしづらくなっている。
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