HOME |東京海上ホールディングス、日本工営のID&Eホールディングスを公開買い付け。約1000億円で気候変動の適応・レジリエンス需要を取り込み、保険契約の気候リスク軽減も目指す(RIEF) |
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 東京海上ホールディングスは19日、建設コンサルティングのID&Eホールディングスを公開買い付け(TOB)によって買収すると発表した。ID&Eは、土木・インフラ事業等に強い日本工営を中心とする企業グループで、東京海上は気候変動の進展による気候災害の増大で保険ビジネスへの負荷が高まることに対応する適応事業やレジリエンス事業を自ら手掛けることで、気候変動によるビジネス・オポチュニティ(機会)を捉えるとともに、本業の保険事業の安定化を図ることを目指す。東京海上、ID&Eの両者はともに同日の取締役会で買収を承認しており、友好的買収となる。東京海上はID&Eの全株を市場から買い付け、完全子会社化する方針。

 

 TOB完了後、東証プライム市場に上場しているID&……

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