HOME |気候変動や地震等のリスクをカバーするキャットボンド。今年は過去最高の約165億㌦(約2兆2400億円)の発行規模に。気候変動等で新規参入企業が増加。日本関連の発行4件(RIEF) |
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 通常の保険ではカバーしきれない気候変動や地震等の大規模リスクを資本市場でカバーするキャットボンド(Catastrophe Bond  : CATボンド)の今年の発行総額が過去最高になる見通しだ。年内に発行予定の分を含めると、年間の発行額はこれまでで最高だった昨年を上回り、約165億㌦(約2兆2400億円)を超えそうという。気候変動の進展により、保険金支払いが増大し、保険会社の引き受けコストが上昇する中で、保険・再保険市場よりも投資家層が厚い資本市場でリスクカバーをする企業の割合が増えていることを物語る。

 

 保険リンク証券(ILS)やCATボンド等の専門情報サービスを提供するArtemisが公表した。それによると、11月までにグローバル市場で発行されたキャットボンドで、同社が把握している……

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