(写真は、中国太平保険のサイトから引用)
米国と中国の経済摩擦は、トランプ次期政権になるとさらに加速しそうだが、その両国も気候変動等の激化による自然災害リスクには等しく晒されている。そうした米中両国の災害リスクに焦点を合わせたキャットボンド(Catastrophe Bond : CATボンド)が香港市場で登場する。香港拠点の再保険会社、太平再保険(Taiping Re)がスポンサーとなり、中国の地震リスクと、米国の暴風雨リスクを同時にカバーするもので、ボンドの規模は3500万米㌦(約55億3000万円)が想定されている。
CATボンド等の専門情報メディア等が伝えた。太平再保険は中国太平保険ホールディングス(China Taiping……
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