
年初に米カリフォルニア州で発生し、長期化した山火事の被害で、保険会社が住宅保険の契約者に支払った保険金額がすでに69.4億㌦(約1兆600億円)に上ったことがわかった。山火事の発生から1カ月強で、1兆円規模の保険金が契約者に渡されたことになる。自動車保険も7300万㌦(約111億円)の支払いがされている。被災者はこれらの保険金で新しい住宅の確保や必要な生活物資等を手に入れることができたことになる。同州法では、契約者の請求があれば、被災の明細等の提出が無くても、保険会社は一定割合の保険金を前払いする制度が定められている。
今年1月7日に発生したロサンゼルス近郊での大規模な山火事の被害は死者数25人、住宅等の建物1万棟以上とされる。米気象情報サービス「アキュウェザー(AccuWeath……
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