
(写真は、米コロラド州議会の内部) 米国で、気候変動の進展で森林火災が多発し、住宅火災が増えることから、保険会社が住宅保険の引き受けを回避する事態が増えている。米コロラド州はそうした事態を解消するため、州自らが再保険機関を設立する法案を、州議会に提案し、審議を進めている。この再保険プログラムの目的は、同州の住宅保険市場を安定化し、高リスク山火事地域での住宅保険契約の継続を促進するためとしている。気候変動対応で保険機能を持続可能にする官民連携の適応策になる期待がある。
同州議会に提出された法案は「HB25-1302」。すでに州下院……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。