保険市場と資本市場をつなぐカタストロフィー・ボンド(大災害債:通称キャットボンド)の今年の発行額が史上最高の200億㌦(約3兆1200億円)台に乗せた。同ボンドは洪水や森林火災などの気候災害のほか、地震、テロ対応などのような、保険では引き受けきれない不確実な大規模リスクを、資本市場の投資家が引き受ける債券に仕立てるもの。市場筋によると、年末までに決済予定の新規の同ボンドは少なくとも25億㌦強、残っており、年間総額はさらに増大する見込みという。先の国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)で、気候リスク削減のための化石燃料使用廃止のロードマップ(行程表)の設定が見送られるなど、気候災害を食い止める政策取り組みが十分に進みそうにないことから、キャットボンド市場はさらに拡大しそうだ。
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Research Institute for Environmental Finance