HOME5. 政策関連 |カーニー前英イングランド銀行総裁、自国通貨建ての「グリーンボンド国債」発行拡大の必要性を強調。英国市場が念頭。日本の財務省も傾聴すべき。英上院委員会で証言(RIEF) |
Carny16キャプチャ

 

 英イングランド銀行総裁を15日に退任したマーク・カーニー氏は18日、英上院のEU金融関連サブ委員会に出席し、議員からのヒアリングに応じた。その中で同氏はグリーンボンド発行をグリーンプロジェクトへのファイナンスを促進した「サクセスストーリー」と表現し、同市場のさらなる拡大のために自国通貨建ての「グリーンボンド国債」の発行の必要性を強調した。

 

 カーニー氏は、イングランド銀行総裁退任後、 11月に英国で開催予定の国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)でのジョンソン首相の特別金融アドバイザーと、国連の気候行動と金融の特別大使の役割を担っている。英上院委員会は、同氏のこうした「新しい任務」についてヒアリングを行った。

 

 同氏はヒアリ……

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