HOME8.温暖化・気候変動 |欧州委員会、最新「サステナブルファイナンス戦略」のコンサルテーション開始。合計102の設問で意見徴集へ。「ブラウン・タクソノミー」制定の可否も問う(RIEF) |
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  EUの欧州委員会は、最新版サステナブルファイナンス戦略案を作成、内外のステークホルダーから意見を聞くコンサルテーション文書を公表した。現在、グローバル化している新型コロナウイルス感染の広がりを受け、社会と経済機能のサステナビリティ(持続可能性)とレジリエンス(強靭性)を高める必要性が改めて確認された、と位置づけ、気候変動をはじめとする環境・社会要因のリスクを最小化する必要性を強調している。

 

 コンサルテーション文書は、欧州委員会が今年1月に打ち出した「欧州グリーンディール(EGD)」計画の目標を達成するには、今後10年間にわたって、約1兆ユーロ(約118兆円)の官民資金によるファイナンスが必要としている。しかし、「金融システムは全体として、まだ十分にはサステナブルファイナンスに移行し……

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