東京証券取引所、太陽光発電事業等に投資するインフラファンド指数を算出開始(RIEF)
2020-04-28 12:43:53
東京証券取引所は27日から、東証インフラファンド指数を算出、公表した。インフラファンド上場市場は、2015年4月30日に設立された。太陽光発電施設などのインフラ施設を投資対象とするファンドで、現在、7銘柄が上場されている。今回、算出した指数は、これら上場7銘柄すべてを対象として指数を算出している。
東証は、新指数をインフラファンド市場全体の動向を示す指標と位置付けている。指数の基準日は、今年3月27日、公表指数は配当なし指数と、配当あり指数の2種類を算出する。新規のインフラファンドが上場されると、その上場日の翌月末に指数に組み込む。指数を使用して、ファンドやリンク債など の金融商品を組成・売り出すことができる。
指数を構成する各銘柄の割合は、カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人が最も多く29.10%、次いでタカラレーベン・インフラ投資法人24.33%、日本再生可能エネルギーインフラ投資法人17.68%の順。