HOME |中国、独自のグリーンボンドガイドラインの改定案提示、資金使途先から超々臨界圧石炭火力発電等の「クリーンコール」を除外へ。国際的なグリーン原則との差異解消を目指す(RIEF) |
PBoC01キャプチャ

 

  中国が独自に制定しているグリーンボンド原則を改定し、同原則に盛り込まれている「クリーンコール(超臨界圧石炭火力発電や超々臨界圧発電)」を除外する方針であることが分かった。石炭火力の扱いは、国際的なグリーンボンドと中国版との最大の相違点とされるが、改定案が採択されると、中国での石炭火力発電の建設投資を制限する力になるとの期待が高まっている。

 

 中国のグリーンボンド原則は、企業発行分は政府の国家発展改革委員会(NDRC)が、金融機関の発行分については中国人民銀行(PBoC)がそれぞれ2015年にガイドラインを制定している。両ガイドラインの内容はほぼ同様。ともに、国際的なグリーンボンドの市場基準である国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンド原則(GBP)を土台としている。

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