三菱重工グループは、英大手電力Drax社と共同で、バイオマス発電所からのCO2をカーボン回収技術で吸収し、発電所からのCO2排出量をマイナス(ネガティブ・エミッション)とする実証実験に取り組む。今年秋に英国で開始する。植物由来のバイオ燃料を使うバイオマス発電でCO2排出量を正味ゼロとしたうえで、三菱のカーボン回収技術で発電から出るCO2を吸収することで、「排出マイナス」を実現するという。
(写真は、Draxの発電所にある排煙脱硫装置。この巨大なパイプで発電プロセスで回収されたCO2の90%以上を輸送し、ゼロ・エミッションを達成を目指す)
事業は三菱重工グループの三菱重工エンジニアリング(MHIENG、横……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。