ドイツ財務省は、グリーンボンド国債のフレームワークを公表した。同国債発行の資金使途として、低炭素運輸、エネルギー対策等5分野に2020年だけで合計127億ユーロ(約1兆6000億円)を投じる計画。9月中に第一弾として40億ユーロを発行する予定。通常の独国債(ブンド)と同条件の「ツイン・ボンド」方式で発行し、ブンドがEU資本市場のベンチマークになっているのと同様に、欧州グリーンファイナンス市場のベンチマークとなることを目指す。
発行するグリーンボンド国債は、「グリーン・ドイツ連邦国債(Green German Federal Securities )」が正式名称。グリーンボンド国債は、ポーランドが最初に発行、その後、フランス、オランダ、ベルギー、ナイジェリア、インドネシア等の各国が発行……
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