米連邦準備理事会(FRB)は、気候変動が金融システムの安定に及ぼす経路についての考え方を示すとともに、気候変動に関する情報の不十分性が資産価格評価に影響を与え、金融システムの脆弱性につながる可能性を指摘した。現状の金融モデルは気候変動による地域・個別の影響を評価できず、気候情報開示の拡大と標準化が必要との考えを示した。FRBが気候情報開示の標準化に公式文書で言及するのは初めて。
FRBが9日に公表した金融安定レポート(Financial Stability Report)の中で、「The Implications of Climate Change for Financial Stability」との一項を設けた。
FRBのレエル・ブレ……
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