HOME |年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)前理事の水野弘道氏、国連事務総長の特使に。イノベーティブファイナンスとサステナブル投資担当で。SDGsとパリ協定NDCs改定等を視野に(RIEF) |

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)前理事の水野弘道氏、国連事務総長の特使に。イノベーティブファイナンスとサステナブル投資担当で。SDGsとパリ協定NDCs改定等を視野に(RIEF)

2021-01-01 22:34:27

mziuno001キャプチャ

 

 国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の前理事の水野弘道氏を、イノベーティブファイナンスとサステナブル投資の特使に任命した。2日に就任する。

 

 水野氏の役割は、新型コロナウイルス感染拡大が続く中で、国連の持続可能な開発目標(SDGs)とパリ協定の2030年の国別温暖化対策貢献(NDCs)を促進するため、官民の投資促進を奨励するための官民対話やエンゲージメント活動等で、事務総長にアドバイスをすることになる。

 

 水野氏は2020年3月末にGPIFを退任後、テスラの非常勤取締役に就任した。また、仏食品大手、ダノンの独立ミッション委員会委員、米ジャンク債市場の「帝王」と呼ばれたマイケル・ミルケン氏設立のミルケン研究機関の特別アドバイザー等のポストに就任している。https://rief-jp.org/ct4/104430

 

 水野氏は、今回の国連特使就任について、ツィッターで「グテレス事務総長より、イノベーティブファイナンスとサステナブル投資を担当する国連特使に任命されました。ESG金融/投資の成功がSDGsの達成につながる世界を目指していきます」とコメントしている。

 

https://www.un.org/press/en/2020/sga2003.doc.htm