米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループは6日、日本の電力と液化天然ガス(LNG)の先物取引を2月8日に始めると発表した。日本の電力市場の自由化が定着してきたことを受けて、卸売・小売電力事業者等の相対取引拡大に資するほか、決済履行を保証する清算(クリアリング)機能を提供する。日本の電力市場への外資企業参入は昨年の欧州エネルギー取引所(EEX)に次ぐ。
CMEが日本で提供するのは、電力の先物が4件、LNGが2件。電力は東京と関西の2エリアの各24時間とピーク時間帯の商品。LNGはプラッツが提供する日本/韓国市場先物と、JCC価格(輸入原油加重平均CIF価格) 先物商品。いずれも円建てで日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格に基づく。
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