グリーンボンドの利回りは通常のボンド(社債)に比べて、平均で15~20bps低くなる「グリーン・プレミアム(greenium)」が生じる、との研究結果が公表された。スウェーデンのビジネススクールの研究者らが約2000本のグリーンボンドの発行市場、流通市場での取引状況を調べた。今までも「greenium」の存在は指摘されていたが、これほど大規模な調査での評価は初めて。日本の環境省は、グリーンボンドはコストがかかるとして補助金を発行体に供給する政策を継続しているが、合理性のない補助金バラマキ政策であることが指摘されたといえる。
(写真はイメージ。© mandameeca / amanaimages PLUS)
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