HOME4.市場・運用 |独エネルギー大手E.ON、グリーンボンドフレームワークをEUタクソノミー連動の「グリーンボンド基準(GBS)案」準拠に改定。GBS準拠は欧州でも初。資金使途先より明確に(RIEF) |
E.ON001キャプチャ

 

 ドイツの大手エネルギー会社のE.ONは、同社のグリーンボンドフレームワークを、EUがサステナブルファイナンス行動計画として進めるタクソノミーに連動するEUグリーンボンド基準(GBS)準拠に改定した。欧州企業がタクソノミーとGBSをグリーンボンドフレームワークの基準として位置付けたのは同社が初めて。現在、タクソノミーはDelegated Actの最終調整を行っており、GBSも年半ばには正式稼働するとみられている。

 

 E.ONは2019年に最初のグリーンボンドフレームワークを公表していた。その際の準拠基準は国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンド原則(GBP)とした。今回は、EU GBSが定める資金使途先となるEU タクソノミーへの準拠を基本とする形に改めた。改定フレームワークについて……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン