HOME |IFRS財団の評議会、サステナビリティ基準審議会(SSB)の設立を内諾。気候変動リスク開示の基準を優先化、TCFD提言等を土台に。各国の基準の特性を考慮する方式にも配慮(RIEF) |
IFRS001キャプチャ

 

 IFRS評議会(Trustees)は、企業によるサステナビリティ情報開示基準の制定について、IFRS財団の下にサステナビリティ基準審議会(SSB)を設立することを内諾した。SSBの設立は予定通り、11月の国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)で正式に宣言される。基準化は、まず気候変動リスクの情報開示を優先し、TCFD提言等を踏まえる。また投資家等がフォーカスする企業価値の開示を明確化する。

 

 IFRS協議会は、先週、会合を開き、昨年末まで公開したコンサルテーション文書に対する各機関等からのフィードバックを分析、議論した。また証券監督者国際機構(IOSCO)が先月、IFRSのSSB設立を支持し、IFRSと協力してサステナビリティ情報開示の基準づくりを推進すると公表したことを……

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