HOME4.市場・運用 |国連・統計委員会、自然価値をGDP等の経済評価に盛り込むエコシステム会計フレームワーク「SEEA EA」採択。SDGs評価にも活用。日本は大きく出遅れ(RIEF) |
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  国連の統計委員会は10日、自然の価値を国際統計基準に盛り込むエコシステム会計のフレームワーク「 SEEA Ecosystem Accounting (SEEA EA)」を採択した。 同会計は1992年の地球サミットで採択されたアジェンダ21に盛り込まれた課題でもあり、ほぼ30年ぶりに、環境・経済統合会計(SEEA)の枠組みが整ったことになる。グテレス国連事務総長は「我々が自然をどう評価し、価値づけるかということに向けた歴史的な一歩だ」と称賛している。

 

  国連では、今回採択したSEEA EAのフレームワークを基盤となるSNAに盛り込むほか、持続可能な開発計画(SDGs)の目標達成等の評価にも活用する考え。現時点で世界37カ国以上がエコシステム会計の考えを導入しており、自然……

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