HOME |パリ協定に沿う温暖化対策でないと、各国国債の格下げが進行、2030年までに63カ国で1ノッチ、2100年で80カ国で2.48ノッチの下げ。日本の国債もBBB+に。英大学がAI推計(RIEF) |
RCP8.5キャプチャ

 温室効果ガス排出削減が十分でないと、各国の国債格付が下落、財政赤字を拡大するほか、機関投資家等の保有国債資産の価値下落にもつながり、金融市場に及ぼす影響が大きいとの推計が公表された。英ケンブリッジ大学のチームが人口知能(AI)を使って分析した。温暖化の進行で各国経済への影響が深刻化し、2030年までに米欧日など63カ国の国債の格付が平均1ノッチ下がる。また2100年までに格下げは80カ国に広がり、下げ幅も2.48ノッチに拡大する。日本の国債も2.39ノッチ下がり、現状のA+(S&P)から、BBB+にまで下がる。

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