中央銀行や金融監督当局で構成する「金融システムのグリーン化のためのネットワーク(NGFS)」は、中央銀行が金融政策の運営に際して気候リスクに対応するための9つの選択肢を提示した。資金需給調節の信用オペでは、対象金融機関の気候関連融資や差し入れ担保への影響を評価するほか、担保評価で気候リスク分を掛け目から調節するなどを提唱している。NFGSは「中銀が気候変動対応に何もしないという選択肢はない」と指摘している。
NGFSは日米欧の主要中央銀行や監督当局で構成する自主的組織で、気候リスクが金融システムに及ぼ……
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