カナダ最高裁判所は、 トリュドー首相率いる同国政府が2019年から導入した温室効果ガス排出量に価格付けする連邦法に対して、アルバータ州など3州が連邦の権限強化につながるとして規制撤回を求めていたた訴訟で、3州の主張を退けた。この結果、カナダでの温室効果ガス排出量に対する課税や排出権取引等によって、各州で同レベルの影響力を保った価格付け政策が展開されることになる。
(写真は、カナダの最高裁判所)
焦点になっていたのは、2018年末に成立した「Greenhouse Gas Pollution Pricing Act」。カナダは10の州と3つの準州で構成する連邦国家。温暖化対策も各州が中心になって……
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