HOME |国連支援の責任投資原則(PRI)、2021年から3か年戦略。署名機関6000を目指し、署名機関の順守基準と除名手続きを強化。提出する報告書も一部に外部の第三者認証要求へ(RIEF) |

 

 国連支援の責任投資原則(PRI)は、2021年から24年までの3か年の戦略計画を公表した。現在、PRIの署名機関はグローバルベースで4000機関に近いが、3年後には6000機関に引き上げる一方で、署名機関の水準低下を防ぐため署名機関の最小基準を詳細化し、基準を満たせない場合の除名規定を強化する。また署名機関がRIに提出するレポートについて第三者認証を導入するとしている。

 

 PRIは国連機関ではなく、英国の非営利団体。国連環境計画(UNEP)とグローバルコンパクトが支援する形だ。ESG投資への関心が増大してきたことで、年金基金や資産運用機関の加入が相次ぎ、「もっとも成功した非営利事業体」と評価される。署名機関からの会費収入と寄付等による24年の収入額は3060万ポンド(約45億9000万……

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