米国第三位の公的年金基金であるニューヨーク州一般退職基金(NYSLRS)は、低炭素経済への移行の準備をしていないとして、複数のオイルサンド開発企業の保有株を売却(ダイベストメント)する。同州の会計検査官のトーマス・ディナポリ(Thomas P. DiNapoli)氏が発表した。投資引き揚げ対象には日本の石油資源開発(JAPEX)が含まれている。JAPEXはカナダでオイルサンド事業を展開している。
(写真は、JPEXがカナダで開発するオイルサンド事業の重質油抽出設備)
NYSLRSはディナポリ氏が主導する形で、2040年までにファンドの投資ポートフォリオの温室効果ガスを実質ネットゼロとするため、気候変動か……
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